西宮市神垣町は、No.2643 広田山公園で名前だけ登場した廣田神社のすぐ南に続く町です。そんな立地と名前ですので、もともとは神社の垣根がこのあたりまで広がっていたのかも知れませんが、今は小高い丘の上の住宅地になっています。
そんな神垣町の一角にあるのが、神垣南公園。坂の途中にあって、少し高低差のある敷地を使っています。
園内にも高低差があって2段に切り分けられており、下段にブランコと砂場、上下段をつなぐガケのところに滑り台があります。
ブランコは2連。サクラやケヤキなどの落葉樹の木陰になるので、夏は涼しく、冬は明るくブランコを漕ぐことができます。
滑り台は、ガケ登りを横に従えた準・地形利用型。滑り部の長さだけなら一般的な滑り台と同じくらいなのですが、ガケにあるだけで少し面白く見えます。
上段は、とくになにもない小広場ですが、ベンチがあるので休憩するなら上段です。
最後に気になったのは、後壁がすごく立派な水飲み場。
壁の後は斜面地になっているので、転落防止の意味があるのでしょうか。
小さいのですが緑が濃く、住宅地の景観に融け込んでいる神垣南公園でした。
（2020年10月訪問）
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