長岡ニュータウンの青葉台地区にあるおもしろ滑り台4公園を巡るシリーズの第2回は、岩山のような頑強な滑り台を持つ青葉台西公園です。
なにしろ、町内の地図には「岩公園」と記されているほどです。
住宅地の外れにある、40メートル四方ほどの小さな敷地の公園にやってくると、木立の下に見えました、岩が!
近づいてみると、見まごうことなき岩です。が、意外に優しくできていて、しがみついてどこからでも登れるようになっています。
おまけに階段も付いています。
登った後は、とうぜん滑り降りるわけですが、滑り部に若干のとってつけた感じがあるのが惜しいところ。もう少し岩っぽい装飾か、せめてコンクリートの色目をあわせるだけでも、なお岩らしさが増したと思います。
滑り台のデッキ部分の下は、岩穴になっていますが、古墳の横穴式石室に見えてきます。
こんな岩が、緑道横の木立の向こうに隠れているとは。
岩の頂上に登って、園内を見渡すとこうなっています。
ニュータウン内に造成されたゆるい傾斜地を大きくは上下2段に切り分けているのですが、段差部分を斜面-階段-小段と少しずつ変化させているのが面白いところです。
上段部分の広場も、一面の芝生広場にするのではなく、舗装部分を上手に混ぜています。
全体面積からすると、地面の状態を細かく分けすぎなところもあるのですが、それぞれの場所で違う使い方・遊び方ができると考えれば、こういう仕立て方もありかな、と思います。
岩のほかの遊具は、4連ブランコと鉄棒だけなので少し地味といえなくもないのですが、敷地全体の仕立てが、そこを補っているように感じました。
すっかり岩に魅了された青葉台西公園でした。
(2020年7月訪問)
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