ガジュマル児童公園は、宜野湾市宇地泊の住宅地の中にある小公園です。
バス道からは一段上がったところにあるのですが、道に面した斜面部分も小ぎれいにされていて、中に入ってみたくなります。
で、階段を登っていくと、沖縄風の曲線を取り入れた石垣でいくつかの小段に分けられた公園が現れます。
遊び場としての中心は、10メートル四方くらいの大きな砂場の中に据えられた、小ぶりな複合遊具と揺れる動物遊具です。
事故防止のために遊具の下にウレタンマットを敷いたりするのではなく、初めから大きな砂場の中に全部置いてしまうという発想は嫌いではないのですが、やはり靴に砂が入って遊びにくいという点が永遠の課題です。
砂場の横には、大きなガジュマル。
よく見ると、石垣の上にもガジュマルがたくさん植えられています。
そして石垣の間には、住宅地の方に向けて小さな出入口が開いており、住宅地内を貫く緑道へと通じています。
緑道側から公園内を振り返ったところ。正面に複合遊具の屋根が見えており、ちゃんと直線的なビスタラインを意識していることがうかがわれます。
さりげなくデザインに凝っているガジュマル児童公園でした。
(2020年1月訪問)
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