「かたばる」は漢字でかけば「潟原」で、沖縄のサンゴ礁海岸にできる干潟に由来する地名です。
そんな名前を持つかたばる公園は、宜野湾市の海岸道路沿いに建つ大きなショッピングセンターの裏手にある小公園です。
敷地は30-60-90度の方の三角定規を、さらに30度の角のあたりを狭くしたような変形をしており、当然60-90度の角に挟まれた部分が広場になっています。
広さはそこそこですが、自由に使える平らな広場としては十分なサイズですので、放課後や休日はサッカー少年で賑わうのではないでしょうか。
50メートルほど向こうに、30度の角がキュッと狭くなるあたりが見えているので行ってみましょう。
沖縄伝統の赤瓦建物を模し、景観に配慮した東屋の向こうが、
オレンジや青が目立つ複合遊具になっています。赤瓦の景観配慮、まったく意味なし。
沖縄の強い日差しの下で色あせてしまっていますが、ロケットをシンボルにしたスペーシー・デザインです。
この大ぶりな遊具が公園内でも一番狭い角地に詰め込まれて、
さらにその奥にはブランコや揺れる動物遊具なども続いています。
広場を多少削ってでも、もう少し余裕のある配置にした方が良かったように思います。
これらの子供たちに大人気であろう遊具に隠れて、平らに置かれたローラーの上を手すりに掴まって歩くという、リハビリ器具のような遊具もありました。これは初見かも。
隣にショッピングモールがあって便利なので、思いのほか広い範囲から利用者を集めているのではないかと思われるかたばる公園でした。
(2020年1月訪問)
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