「近隣公園」というのは法律上の都市公園の区分であり、行政的にはよく使うのですが、同じように区分を示す「総合公園」や「児童公園」などと比べると意味がわかりにくいためか、実際の公園名に付けている例は珍しいように思います。
そんな行政的な名付け方と、トイレに出入りするたびに市章に頭を下げねばならない構造になっているところとが私の中ではリンクしてしまい、どことなく市役所として「ゆずれない」ものがあったかのように考えてしまいます。
糸満市の市章 |
さて、そんなことを勝手に思った南近隣公園ですが、約1.5ヘクタールほどの広い敷地で、そのうちの2/3くらいは野球その他に使える多目的グラウンドになっています。
多目的とは言え、ベンチやフェンスなどの仕立てとしては野球用でしょうか。
グラウンドも含めて公園全体を、青く塗装された周回路が巡っています。
ジョギングやウォーキングなどによい仕立てですが、まだ新しい公園で樹木が少ないため、昼間は暑そうです。
また、この青い舗装路は遊具コーナーの中にも通じているのですが、なぜか行き止まりが多くて不思議な園路配置になっています。
ここなど複合遊具まで通じて行き止まり。
バリアフリーのための舗装園路なのかなぁ、とも思いましたが、
行った先の遊具がバリアフリー対応ではないので、そういうわけでもなさそうです。
そのほかにスポーツ施設としては、バスケットコートや大人向けの健康器具などがあります。
遊具は揺れる動物遊具、乗り物遊具が充実していますね。
まだ生まれたてなので、これから糸満の皆さんに愛されて育っていく南近隣公園でした。
(2019年9月訪問)
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