2384/1000　大西第二公園（大西サンライト公園）（沖縄県名護市）

大西第二公園（大西サンライト公園）は、住宅地の奥の方にある谷地形を使った公園です。
下写真の一番奥、軽トラが停まっているところから右方向が公園になっています。

軽トラが停まっているあたりまできて、この公園唯一のエントランスから園内を眺めたところ。
奥まっている割には、間口が広いという不思議な敷地条件です。

このエントランスの横に、謎のコンクリート構造物と、獣魂碑がありました。

コンクリート構造物の方は、柱の上に溝のようなものが載っていて、水道施設のように見えます。古い時代の簡易水道かなにかの跡でしょうか。

一方、獣魂碑といえば屠畜場や医学部・農学部などの動物解剖を行なう施設にあるものですが、ここの場合は公園になる以前からの名残だろうと思われます。

公園内にある時計にJA共済の広告が入っているので、公園になる以前は農協系の屠畜場があったのでしょうか。

さて、やっと園内へと足を踏み入れます。
最初に書いたように、両側から斜面が迫ってくる細い谷が公園で、全体が草芝敷きになっています。
谷の中でも一番低いところ、つまり園内に入ってすぐのところは平坦な広場で、谷奥の斜面になるところに遊具が設置されています。

谷筋を上がっていくと、まずブランコがあって、奥には複合遊具が見えてきます。

複合遊具自体は、各地の公園で見かけるようなものなのですが、緑の斜面に、赤い屋根がよく映えて、どことなく高原の牧場のような風景にも見えてきます。

ただ、周りがすべて草芝なので、雨上がりなどには近寄りづらいのが難点です。

谷の一番奥まで行って、振り返ったところ。

地形に妙がある大西第二公園（大西サンライト公園）でした。

（2019年12月訪問）