沖縄各地には五穀豊穣や無病息災を祈るための”つなひき”行事が伝わっていますが、浦添市の西原地区でもそれが行なわれています。
そして、もともとは農地が広がっていた西原地区が区画整理で住宅地になった際、地区の中心につくられた公園は、「つなひき公園」と名付けられました。
そのあたりの経緯は、区画整理事業の竣工記念碑に刻まれています。
地区の中でも中心的な公園として市立西原児童センターと一体的に整備されており、かなり使い勝手が良さそうです。
公園と児童センターの敷地境界はとくに明確ではないのですが、児童センター玄関前の屋根架けスペースも、遊び場として有効に使えるように思われます。
屋根の下から園内を眺めたところ。
ざっくりと1,000平米くらいのスペースを、サッカーとバスケットボールができるように割り振っており、どちらかと言えばスポーツ向けの公園として性格づけされています。
サッカーゴールは1つだけなのですが、しっかりと使い込まれていました。
バスケットボールは、3on3用のスペースが2つとられています。
それぞれのゴールは少しだけ高さが異なっているように見えます。たぶん小学生用と大人用(中学生以上用)で使い分けができるようになっているのだと思います。
こちらが少し低い小学生用。
こちらの使い込まれた方が大人用ではないかと。
遊具もあるのですが、私が訪れたときはかなり傷んでおり、使用禁止になっているものもありました。
囚われのウサギは、使用禁止中。
とくに注意がされていないリスは、使用可能。
でも、これだけコンクリート基礎が露出していたら、今の時代は使用禁止にすべきでしょう。
元気に走り回るのが楽しそうな、つなひき公園でした。
おまけ.
公園のそばの交差点で見かけた交通安全のための手づくり看板。
「くるまだ!よくみてわたれ!」と書かれています。
でも、車にはすごく怖そうなナニモノかが乗っているので、よく見ていたところで、こっちに向けて突っ込んでくるのではないかと思わせる勢いです。
いずれにしても車には気をつけましょう。
(2019年12月訪問)
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