蔵町公園は、湯河原市街地の中にある小公園です。
現在の湯河原には「蔵町」という町名は存在しないのですが、古い時代にはあったのかも知れません。
区画整理事業で整備されと思われる、ほぼ正方形の整った敷地をしており、おおむね南半分が遊具コーナー、北半分が広場になっていますが、広場にもちょっとずつ遊具や施設が配置されており、なにかと充実した施設内容となっています。
これなら、小学校区で一番人気の公園ではないでしょうか。
公園のシンボルは、なんと言ってもタコ滑り台でしょう。南側の出入口から入った正面に鎮座しています。
おそらくは、この公園が開園した当時から、50年くらい使われているものと思われます。
今も昔も人気の遊具だろうと思うのですが、今日的な視点で言えば、滑り台を下りた先のフェンスとの間が狭いので、少し改修して、もっと余裕をもたせたほうが、安全に、多くの子供が遊びやすくなると思われます。
あと、子供たちが集まるところの土が削られ、踏み固められしているうちに、水溜りができるようになっているので、これも改修したいポイントですね。
でも、そんなことを言っていたら、隣りにある砂場はもっと大変なことになっていました。
雨上がりの砂場は、ほぼ池です。水深は15センチくらいあるでしょうか。
とくに周りに集水域があって砂場に流れ込んでいるわけでもなく、上から降ってきた雨だけでこんなに水が溜まっているということは、地下の排水設備が完全に目詰まりしていると思われるので、早いうちに何とかしたいところです。
その他の遊具としては、滑り台、シーソー、4連ブランコなどがあります。
あとはグニャッとした平均台のようなもの。
そして北側のブロックに行くと、全長15メートルくらいのターザン遊具がありました。
一方にだけ台があって、反対側はラバーマットが敷かれているので、完全に一方通行で遊ぶもののようです。
さらに、大人向けのマルチ健康器具も1台。
表と裏とで別々の運動ができる優れものです。
と、いくつかのアイテムが追加されて、少しばかり手狭になったかも知れない北側ブロックの広場ですが、子供が走り回るのには十分な広さがあります。
トイレもこちらのブロックにあります。
丁寧に「といれっと」と書かれていますが、中身は普通のトイレです。
裏面には花咲かじいさんのイラスト入り。
さらに、その横には「サルに会ったら」という注意書きもありました。
花咲かじいさんには、サルは出てきませんでしたよね?
タコ、イヌ、サルと取りとめがありませんが、なにかと盛りだくさんの蔵町公園でした。
(2019年10月訪問)
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