No.2294 谷中児童遊園は台東区でしたが、そこから50メートルほど進むと荒川区に入ります。
町名表示板が小さく写っていますが、真ん中の道が区境です。
そんな区境に接しているのが、荒川区の花見寺前児童遊園です。
西日暮里駅の方から谷中商店街へと抜ける路地の一翼をなしており、公園であることは間違いないのですが、相当数の通り抜けがあるものと思われます。
そんな特殊な公園で、少し目立っているのはプレーウォールとラダー遊具が合体した複合遊具。
ラダーの上まで登れば2メートルを超えています。
隣りにある、玄関出たら公園の家の中を覗き込めそうですが、そこはちゃんと、高木で視線を遮るようになっています。
そして、もう一つの遊具はブランコ。
ここも玄関出たら公園の家がありますので、勢いよく揺れたら家々を覗けてしまいそうです。
幅が狭いところに置かれたパーゴラとベンチ。
休んでいるとすぐにご近所の方と出会いそうなので、下町ならではの交流が生まれやすい仕掛けだとも言えます。
通り抜けた先には、公園名の由来となる「花見寺」こと、日蓮宗の運啓山修性院があります。
こちらのお寺は谷中七福神の布袋尊をお祀りしているそうで、外壁には色々な布袋さまがのタイル画がありました。
布袋さまから、公園の方をもう一度振り返ります。
見ているだけで通りたくなる花見寺前児童遊園でした。
(2019年7月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿