No.2275で名前だけ登場した仮屋漁港の南側にあたり、漁港周辺の海岸整備事業として砂浜がつくられています。
字名でいうと「下田」と「谷」にまたがる公園なので、下田谷(しもだ・たに)公園なのだろうと思います。まずは南側の下田エリアから。
こちらのエリアから入ると、ビーチ利用、海水浴などの拠点となる休憩スペースがあり、トイレなども設置されています。
ちなみにトイレ内の貼り紙は旧・東浦町役場の名義のまま。
合併により淡路市が誕生したのが2005年(平成17)年のことですので、少なくとも14年間はこのままだったということになります。
そのあいだ貼り替えなかったことよりも、貼り紙が長持ちしていることの方に驚きます。
そして、入口横の少しだけ広くなったところに、滑り台、ブランコ、鉄棒などの遊具も設置されています。
海辺の雰囲気には今ひとつ合わないようにも思いますが、海水浴もずっと続けていると飽きるので、子供たちの気分転換には良いでしょう。
ブランコは、一見すると同じものが2基並んでいるように見えますが、1つは2連、1つは3連で、微妙に異なっています。
そこから海辺のプロムナードを歩き、いま来たほうを振り返ったところ。
淡路島の負の遺産、所有者不在のまま放置されて10数年の平和大観音がよく見えます。
基本構造はずっとこんな感じで、延長500~600メートルほどの、気持ちの良い散歩道です。
ところどころに道沿いが広くなっているところがあり、このような休憩所などがあります。
こうした場所は集落側へ出入口が開いており、周辺の方々の日常利用を意識した配置になっていると言えます。
さらに進んで、細い川を渡ると谷エリアに入ります。
谷エリアからの出入口付近も、下田エリアと同様にトイレ、広場、遊具などがありますが、広場は下田エリアよりもずっと広く、ちょっとしたイベントが開けるサイズです。
そして、この広場の一角にも、下田エリアと同じように遊具が何点か置かれており、細長いビーチの両端を、似たような構造の広場ががっちりと固めているような格好です。
多少違うところがあるとすれば、谷エリアには下田エリアにはなかったシーソーがあることくらいでしょうか。
どこまで行っても観音像に見られている下田谷公園でした。
(2019年6月訪問)
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