淡路島の東岸、淡路市の下田ビーチの近くの丘の上に、海岸沿いの古くからの漁港町とは別に、比較的新しく開かれた戸建て住宅地があります。その住宅地唯一の公園が下津公園です。
ちなみに公園の端っこから見た漁港町との距離感は、こんな感じ。実際には150メートルほどしか離れていないのですが、高低差があること、間に国道を挟んでいることから、けっこう遠く感じます。
敷地は鉤型をしており、ちょうど曲がり角のあたりにブランコやラダー遊具が見えています。
4連ブランコとM字型のラダー遊具、どちらもまぁまぁ美しく保たれています。
遊具のある角を曲がると、15年以上放置されて、今や地域の困りモノになっている世界平和大観音像が見えました。
地元出身で、大阪に出て成功した事業家が建てたものですが、亡くなった後に遺族は相続を放棄。
観音像自体のもともとの作りが荒く、メンテナンスもされていないため、台風で外壁が崩れたりしているそうです。
今は観音像を眺めて「大変だねぇ」と言っていられますが、あまり使われず、メンテナンスされていない構造物が危険をまき散らすという問題は、これからの公園でも身近になってきます。
そんな近未来について考えた下津公園でした。
(2019年6月訪問)
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