幡ヶ谷第一、第二ときて、今日は第三公園。第二公園からは100メートルほどしか離れていません。
そして、この第三公園は、かつて西新宿にあった淀橋浄水場へと水を運んだ多摩川新上水、現在は廃止され、名残である水道みちとなっている道路沿いにあるので、No.2169 七号通り公園からも300メートルほどの場所にあります。
水道みちは、人工盛土の上に作られているのですが、公園はそこから少し下がった位置関係となります。
この高低差を利用して、ここは「水の流れる公園」となっています。
私が勝手にそう呼んだわけではなく、地元でもそう呼ばれているのです。
道路に近く、高いところから湧き出した水は2方向に分かれ、片方の流れは自然風に築かれた水路で園内を巡っていきます。
この流れは、観賞用ではなく、水遊び場として設計されているようで、途中には鎖のついた岩登りもありました。
そして、橋をくぐったりして流れた水の行く先には、
はじめに2方向に分かれたうちのもう一方、段々になった滝がありました。
ぐるりと回って、また合流するという流れの構造が、なかなか凝っています。
敷地の残る半分ほどは広場なのですが、まさに盆踊り大会の準備中だったので、近づくのは遠慮しておきました。
この夏も、多くの子供たちで賑わったであろう幡ヶ谷第三公園でした。
(2019年7月訪問)
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