2203/1000 高砂町清水町の遊び場(兵庫県高砂市)

2019/08/23

高砂市 身近な公園 兵庫県

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兵庫県高砂市の旧市街地では、旧・高砂町エリアに含まれる江戸時代からの町名を残しているため、高砂市高砂町○○町という、ちょっと不思議な町名が多くあります。ただし、前の町は「ちょう」、後ろの町は「まち」と読むことになっていることが多いようです。

そんな高砂町清水町(たかさごちょうしみずまち)にある小公園。現地には園名板などが見当たらず、名称がわからないので、ここでは「高砂町清水町の小公園」と呼びます。

ひと目で全体が見渡せるシンプルな長方形の敷地をしており、施設はジャングルジムとベンチなど。あとは、サクラの樹と花壇です。

敷地の一番奥にジャングルジム。
これはこれで楽しい遊具のですが、これだけで長く遊べるものでもありません。

塚のように盛土をして守り育てられているサクラ。
根本を踏みつけないようにする方が育ちがよい、ということを実証するように、なかなか立派な枝張りです。

江戸時代から続く町割りの中にある高砂町清水町の遊び場でした。

■公園近くの解説板より「清水町(しみずまち)」
北堀川から南へ二筋目の道路沿いに、東は東浜町から西は北本町まで東西に連なる町並。
町名は北本町角の清水(井戸)に由来する。高砂は海浜に近く清水の湧出する井戸が少なかったので、町民の飲料水として貴重なものであった。また、高砂町成立期の移住者の出身地名だとする説もある。
町年寄安田屋長兵衛は大蔵元であった。
天保9年(1838)の家数84戸、人数370人

(2019年5月訪問)

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