そんな高砂町清水町(たかさごちょうしみずまち)にある小公園。現地には園名板などが見当たらず、名称がわからないので、ここでは「高砂町清水町の小公園」と呼びます。
ひと目で全体が見渡せるシンプルな長方形の敷地をしており、施設はジャングルジムとベンチなど。あとは、サクラの樹と花壇です。
敷地の一番奥にジャングルジム。
これはこれで楽しい遊具のですが、これだけで長く遊べるものでもありません。
塚のように盛土をして守り育てられているサクラ。
根本を踏みつけないようにする方が育ちがよい、ということを実証するように、なかなか立派な枝張りです。
江戸時代から続く町割りの中にある高砂町清水町の遊び場でした。
■公園近くの解説板より「清水町(しみずまち)」
北堀川から南へ二筋目の道路沿いに、東は東浜町から西は北本町まで東西に連なる町並。
町名は北本町角の清水(井戸)に由来する。高砂は海浜に近く清水の湧出する井戸が少なかったので、町民の飲料水として貴重なものであった。また、高砂町成立期の移住者の出身地名だとする説もある。
町年寄安田屋長兵衛は大蔵元であった。
天保9年(1838)の家数84戸、人数370人
(2019年5月訪問)
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