現在の住居表示では、ギリギリ道一本挟んで農人町の隣なのですが、園内には「農人町の道標」が保存されています。
と言っても、もとは約20メートル離れた農人町の道沿いにあったものを、この場所に移設したそうです。
■現地の解説板より「農人町の道標」
この道標は、江戸時代、街道沿いの要所に設置された、行き先案内用の標識石です。
南面を除いた三面に、行き先と設置年代・施主の名前が刻まれています。この道標は、地元産の竜山石でつくられています。
[西面]文化八年未三月 施主 加満屋彌次兵衛
[北面]高砂相生うたひ乃名所
[東面]右 姫路 石のほうでん 楚ねの末川(まつ) 道
もとは約20メートル東の路上にありましたが、たび重なる交通事故で破損したため、修理後、安全な現在地に移しました
平成12年3月 高砂市教育委員会
さて、そんな道標が移転してきた、ゆうかり児童公園ですが、公園としては遊具主体の児童公園です。
滑り台やブランコ、太鼓橋のラダー遊具、ジャングルジムなどがあるのですが、訪問時には遊んでいる子供がたくさんいたので、写真は少なめです。
砂場の中の土管遊具が気になったので、近くで撮影したかったのですが...
仕方がないので、公園名にもなっている「ユーカリ」が植えられていないか探したのですが、あるのはサクラやシュロばかりで、ユーカリは見当たりませんでした。
もしかするとユーカリではなく「夕狩り」だったのかもしれないmゆうかり児童公園でした。
(2019年5月訪問)
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