京王線の幡ヶ谷の駅から200メートルほど離れたところにある幡ヶ谷児童遊園地は、隣接する都営アパートと一体的に整備されたと思われる小さな遊び場です。
一体的と言いましても、ほぼ「裏」というのが正解な位置関係です。
建物の北側~東側で陽あたりがイマイチなうえ、建物全体が公園に対して背を向けているため、どうにも園内が暗い印象になります。
この都営アパートの1階が店舗・事務所になっているのですが、モール風に中廊下に向かって配置されていて、実際に公園側には裏口や物置が配置されていることも、「裏」感を強くする原因です。
ただ、ずっと通り抜けてくると公園部分に繋がっているので、店舗がもっと賑わっていた時代なら、公園をもう少し上手に使いこなせるような関係性も築けていたことでしょう。
さて、そんな外部要因についてばかり触れてきましたが、実際の園内はこのような感じです。
児童遊園ですので、決して広くもない敷地に、ブランコや砂場などの古びた遊具があるというのが実情です。
ケヤキやサクラなどの樹木も大きく育っており、「暑い日には木陰になって気持ちが良いだろうな」とも思う半面、「暗くてきっと蚊が多いだろうな」とも思うという状況にあります。
駅近の住宅地にあるだけに、現状では少しもったいない感じもして、再整備をしてあげたい幡ヶ谷児童遊園地でした。
(2019年6月訪問)
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