明石海峡から播磨灘にかけての好漁場に臨む林崎漁港は、明石鯛や明石蛸などの漁の拠点であり、資料によれば300隻以上の漁船が登録されている大きな漁港です。
背後地には水産品の加工場や住宅なども多く立ち並び、漁港ならではの風景が見られます。
そんな漁港町の幹線道路から一筋入ったところにある、小さな遊び場。
園名板などはなく、現地では名称が不明です。
戻ってから明石市の資料を見ると、おそらく「林ポプラ公園」(林3丁目1461番,1988年開設,700平米)に該当するようです。
そう思って上の写真を見直してみると、確かに隅の方にポプラらしき高木が写り込んでいました。
さて、その園内ですが、水産加工場の多いエリアの裏通り、まったく目立たないところにあるためか、いささか放置された感があります。
ブランコや滑り台などの遊具はあるのですが、真冬でも草がぼうぼうで、足を踏み入れるのにも一苦労するほどです。
パーゴラも、とうてい近づいて座る気分にはならない状態でした。
そんな公園ですが、じつは見どころは敷地に隣接する小高い丘にありました。
枯れ草に覆われた丘に、立ち並ぶ墓標。北風でも吹けば、もっと画になります。
なんだか、勝手に「板子一枚下は地獄」なんて言葉を思い出してしまった林ポプラ公園?でした。
(2019年2月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿