「八本松」は、古くからの景勝地だった須磨海岸の付近にあった旧字名で、街道沿いに立派なマツが8本あったところからついたと言われます。
個人的には「8本もあったら、もう『松林』でも良いのでは?」と思いますが、それはさておき。
現在の八本松市民公園は、JRと国道とに挟まれた住宅地で、公共オープンスペースが極端に少ないエリアにあります。
道も狭く、自動車では直接アプローチできません。
とは言え、神戸市の市民公園制度は、民間からの無償借地・地元管理を基本とするものなので、この付近のように本来の都市公園が不足するエリアにこそふさわしいものなのです。
園内に入ると、まずはマツが1本。
横を向いたら、潮風に吹かれて傾いた磯馴の松が2本。しかし、なぜか向きはバラバラ。
あとはイチョウなどで、マツは8本には及びませんでした。
遊具は滑り台、ブランコ、鉄棒と最低限のものは揃っています。
線路の向こうは須磨海岸。海水浴の季節にまた訪ねてみたい八本松市民公園でした。
(2018年12月訪問)
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