東三国東(ひがしみくにひがし)公園は、JR新大阪駅の北、東三国地区にある小公園です。
大阪市全体で言えば北端にあたり、1964年(昭和39年)に新幹線が開業するまでは農村だった様子をなんとなく偲ばせる蒲田神社の裏手にあたります。
神社からグルっと回り込んで、公園に来ました。
公園内の樹木に加えて、神社境内のものも一緒に見えるので、緑のボリューム感があります。借景のようなものです。
パーゴラの背景も、大きな樹はだいたい神社側です。
公園側では一番大きなクスノキの下に、小さな複合遊具。
そして、広場の周りにバラバラと、ブランコや砂場などがあります。
広場を大きく取るためか、ひとつひとつの遊具は離れています。
と言っても、それほど広いわけではありません。
あと、ちょっと気になったのは、外周部に背の低い擬木柵が多用されているところ。
道路から公園までに小段を一段だけ設けているところから見て、「どこからでも出入りしやすくしたい」という気持ちと、「柵がないと飛び出しや車の横付けを防げない」という」という相反する気持ちを落ち着かせるために隙間の多い柵を選んだのではないかと想像するのですが、普段見慣れないものがズラズラ並ぶ異質な光景を生み出しています。
そして、実際に管理用などの車両が出入りする箇所の柵は、片側が折れてなんとなくイノシシにみたいになっていました。
公園本体以外の小ネタが気にかかってしまう東三国東公園でした。
(2018年11月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿