新宿区北東部にあたる牛込エリア。牛込の丘の上に鎮座するのが赤城神社で、神社から坂を下ったところが赤城下町。
その赤城下町から神楽坂方面への高低差がある地形を結んでいるのが、あかぎ児童遊園です。
...ただし、実際に結んでいるのは、2頭のゾウの鼻なのです。
チラッと見えてはいますが、この細い路地のような出入口を抜けた先に、ゾウが待ち構えているなんて想像もつきません。
坂の上にあるもう一つの出入口も似たり寄ったり。こちらからは、ゾウの影も形も見えません。
でも、そんな奥まった公園で、ゾウはずっと子供たちを待ち続けています。
邪魔な後付けの電柱にもめげずに待っています。
とても優しい目をして待っています。
立派な牙で待っています。
子ゾウも一緒に待っています。
子供たちも、すべる順番を待っていました。さもありなん。
いちおう砂場もあるのですが、限られた遊び時間の中で、滑り台を終わらせて砂遊びまでやってこられるか疑問です。
変わり続ける東京にあって、変わらず守り続けていただきたい、あかぎ児童遊園でした。
(2018年12月訪問)
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