1983/1000 鶴の丸公園(兵庫県赤穂市)

2018/12/13

身近な公園 赤穂市 兵庫県

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鶴の丸公園は、赤穂城址の三の丸の西門にあたる塩屋門のさらに西にある小公園です。ですので、普通に見ると赤穂城の外にあるはずなのですが、「鶴の丸」なのでお城の縄張りの内に含まれるような名前でもあります。
「鶴の丸」がなんなのかは調べがついていませんが、日本航空のマークでないことだけは確かだろうと思います。
1978年東映映画「赤穂城断絶」より
大石内蔵助は萬屋錦之介

わかりにくいのですが、下が園内から塩屋門を見たところ。道一本隔てただけのところです。

ちなみに、この場所は赤穂藩に仕えた儒者、赤松滄洲・蘭室親子によって計画され、1777年(安永6年)に完成した藩校「博文館」が建っていた場所だということです。
■現地の解説より「博文館跡」家中の子弟教育のため、安政6年(1777)に塩屋門外に完成した藩校。落成にあたり赤松滄州・蘭室は「博文館学範」を制定し、教育の基本方針とした。

さて、そんなお城との関わりが深い場所にある鶴の丸公園ですが、公園としてはいたって昭和的なしつらえです。
東西に長い長方形をした敷地の中央に高木植栽を置き、東側が土敷きの広場、西側が遊具コーナーになっています。

ただ、西側の遊具コーナーは古いものばかりですが、一点ずつ見てみると個性的で、ちょっと気になります。

これはジャングルジムとラダー遊具、滑り台の複合遊具。

これは4連ブランコに、なんと呼ぶのか「鎖で吊るした遊具」が複合しています。

遊具自体の線が細いので写真にしても少しわかりにくいのですが、縦・横に吊るされた輪っかに乗っかったりよじ登ったりして遊ぶ、ブランコとはまた少し違った揺動型の遊具です。

砂場の横にはカラフルな遊び台、そしてパンダとヒツジの動物遊具もあります。

命名のいわれが気になる鶴の丸公園でした。

(2018年10月訪問)

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