現在も海を望む梅や桜の名所、温泉地として知られますが、90年前とは違ってややローカルな観光地という印象でしょうか。
1985年ドイツ映画「ベルリン忠臣蔵」より 大石内蔵助...出てるのでしょう。多分 |
そんな赤穂御崎にある赤穂御崎公園。
単体の公園として魅力あふれるというよりは、エリア内の神社や遊歩道、ビュースポットなどを繋ぎつつ、景勝地として欠かせない緑の空間を担保し、駐車場やトイレなどの公共設備と一体となって配置されているような公園です。
...決して、公園だけだと今ひとつピンとこない広場・園地しかないと言っているわけではありませんよ。
海岸らしい照葉樹林を少し切り開いて桜や梅を植栽し、ベンチなどを設置しているところが多いようです。
西の方を見れば、かつての塩田跡地に作られた赤穂海浜公園も望めるのですが、ここからの眺望が素晴らしいかと聞かれれば微妙なところ。
どちらかと言えば、公園から少しだけ歩いて伊和都比売神社の鳥居のところから瀬戸内海を眺めた方が眺めは良いですね。
ただ、この付近にはベンチなど腰を下ろせるところがほとんどないので、その点は公園の方が勝っています。
散策も、園内よりは海岸沿いの細道の方が楽しそうです。
でも、海岸沿いにはこうしたおシャレな店はある代わりに、イベントに使えるオープンスペースはないので、やっぱり公園は必要でしょう。
町の中に足りないものを補い、町の魅力アップに役立っている赤穂御崎公園でした。
(2018年11月訪問)
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