2004年のTVドラマ「忠臣蔵」より 大石内蔵助は松平健 |
熊見川跡が埋め立てられた後も、上流で分かれた小河川が元の河道の西端を流れており、この川の名が加里屋川。細い川筋ですがヤナギが植えられていて、ちょっとした風情があります。
やなぎ公園は、そんな加里屋川沿いにある小公園で、園内にもヤナギがちらほらと植えられています。
しかし、この公園で目立っているのは、何よりも石の山遊具でしょう。
児童館の前に、やや装飾過多な姿でそびえています。
もう少し近づいてみましょう。
この面から見るとガケ登りと末広がりの大型滑り台がよく見えますが、頂上部分に緑色をした謎の突起部があります。
頂上に登って近くで見ても、やっぱり何だかわかりません。
下向きに野球のボールが入るほどの穴が3つ開いていますが、今は奥の方で詰まっているようです。
そして突起部からトンネルが繋がっていると思われる穴には"B・S・H"の文字が(Hは下半分が壊れているので、もしかすると"U"かも知れません。
あくまで想像なのですが、坂の下から緑の突起部にボールを投げ込むとここから出てくるようになっていて「ボール、ストライク、ヒット」のどこから出てくるかを楽しむ、といった野球盤的な遊び方ができたのではないかと想像します。
そして他の面を見てみると、切り株型のステップや鎖登り、
細身の滑り台や空中階段なども付いています。
「空中階段」と呼んだこのパーツは、低学年にはけっこう怖いのではないかと思います。
あと、滑り台の手すり部分にも、波をあしらったような装飾があります。
山遊具の頂上から園内を眺めたところ。
石の山遊具から離れた方の広場には、ブランコや揺れる動物も設置されています。
ヤナギに風が吹くやなぎ公園でした。
(2018年8月訪問)
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