No.1776に続いて石神井川沿いの小公園群を訪ねる記事の2回め。今回は川の北岸を進みます。
No.1761 加賀公園から金沢橋を渡り、川の北側に沿った遊歩道に入ると、道沿いに近隣の小学校が原型を作ったというカメや水鳥の彫刻が並んでいます。
小学校の造形クラブ名義になっていますが、かなり上手です。
1)板橋区域の広場(名称不明)
上の彫刻が並んでいるところの後ろが、土敷きの広場になっています。名前は不明。
大まかに一辺40メートルくらいの三角形状をしており、グラウンド・ゴルフの練習くらいならできそうです。
2)板橋東いこいの森
1の広場から埼京線の高架をくぐったところが小さな丘上になっており、板橋東いこいの広場という名で園地整備がされています。
丘の下は遊歩道沿いなのに素っ気ない擁壁状になっていて今ひとつですが、丘の頂上は市街地から繋がる広場になっており、川を見渡すことができます。
私が訪れた時は小雨が降っていたので、頂上からの眺めも今ひとつですが。
3)音無こぶし緑地
2は板橋区と北区との境界にあたり、そこから100メートルほど下流に進んだところに北区の音無こぶし緑地があります。
ここはNo.1776で登場した音無さくら緑地やもみじ緑地と同じように、河川改修で河道が直線化された際に、川から切り離された屈曲部を埋め立てた旧河道地だと思われます。
そのせいか、音無さくら緑地と同じように、わずかですが周りの市街地から染み出てくる湧き水がありました。
古い時代には、こうした水を集めて川が大きくなっていっていたのでしょう。
ただ、上写真のように人工の流れがつくられているのですが、湧き水は、その流れとは関係なく、横手のあたりにヒョコッと湧き出ています。
自然が相手なので、なかなか思ったようにはいきません。
ここから石神井川に架かる橋を渡ると、No.1776 の最後に訪ねた音無くぬぎ緑地に通じています。
川と言いながら、現在は実際に水辺に近づくことはできない石神井川なのですが、数々の緑地と川の両岸を通る遊歩道が地域の方々に親しまれていることが感じられました。
歩いている間ずっと雨だったので、次は晴れた日に訪ねてみたいものです。
(2018年1月訪問)
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