1741/1000　西石切第一公園（大阪府東大阪市）

西石切第一公園は、「石切さん」と呼ばれて親しまれている石切劔箭（いしきりつるぎや）神社に向かう坂道の途中にある狭小公園です。
資料によれば面積は100平米。本ブログでも久しぶりの狭小さです。下写真で参道の東側、マンションの足元に公園が見えていることに気づくでしょうか。

少し近づいて、ほぼ全景。
マンションに張り付くように配置され、道路に面する幅が20メートル、奥行きが5メートルほどです。おそらくは、マンション開発のルールに従って、事業者から市に提供された公園ではないかと思います。

1ヵ所しかない出入口から園内に入り、端まで見渡します。参道が上り坂になっているため、奥に行くほどに道路との高低差が出ています。

施設としては、前足を上げ、後ろ足と鼻だけで立つという荒業を見せているゾウの滑り台が目立っています。

一番奥にはスプリング式の動物シーソー、いちおうベンチとパーゴラなどもありますが、道路から少し落ち込んだ地形になるため、かなり閉鎖的な感が強くなっており、なかなかここで遊ぼうという気が起こりにくいように思います。

世の中に公園や遊び場が足りなかった時代には、このように無理をして少しずつでも公園をつくらねばならなかったのですが、これからの時代には取り扱いに困ってしまう西石切第一公園でした。

（2017年12月訪問）