横浜市緑区の十日市場地区は、鶴見川の支流である恩田川に向かって北~東向きの斜面地が続く地形になっており、川沿いの低い場所は今も農地なのですが、そこから比高にして10メートルほど高くなった辺りからは住宅地になっています。
地区の中心となるのは1979年(昭和54年)に開業したJR十日市場駅。その北口から歩いて2~3分のところに十日市場公園があります。
敷地は区画整理で生まれたような整った四角形をしていますが、外周園路を少し曲線にしたうえで園路両側に並木をつくることで、景色に変化を与えています。
また、北端に大きな盛土山が築かれていて、これがこの公園の一番の特徴になっています。
私が訪れた時は、保育園の子供たちが山登りを楽しんでいました。
小ぶりな複合遊具と砂場、揺れる乗り物遊具がある遊具スペースもありますが、どちらかと言えば盛土山の方が楽しそうに見えます。
とかく単調になりがちな区画整理地の公園を、ちょっとしたデザインの工夫で楽しくしている十日市場公園でした。
(2017年11月訪問)
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