上春日野公園は、No.1719 中島通公園から西へ200メートルほど離れ、同じ中島通の3丁目にある小公園です。
現在は「春日野」という町名はないのですが、さらに西へ150メートルほど行くと、1899年(明治32年)に外国人墓地として開かれた春日野墓地があります。
墓地はだいたい町外れに作られるもので、ここも市街地では最上部、六甲の山なみが迫るあたりに位置しています。
小さな園内は北側の一方向でのみ道路に接し、東西は建物に、南側は擁壁のガケに囲まれている敷地は、坂の街・神戸らしい姿と言えましょう。
園内に入ると、右手に滑り台と砂場、奥にブランコ、鉄棒といったシンプルかつ王道の遊具が設置されています。
このブランコの奥に、高さ2.5メートルくらいあって、容易には乗り越えられないフェンスが設置されています。
「フェンスの外へ出ないでください!」という貼札がしてありますが、フェンスの向こうは高さ5メートルくらいのガケ、その下はアスファルト敷きの駐車場なので、悪ガキの度胸試しにはしては、いささか度が過ぎるシチュエーションです。
ケガをしない程度に元気に遊んで欲しい上春日野公園でした。
(2017年12月訪問)
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