幅は8~10メートルほど、長さは100メートル以上あり、その両側に道路が通っています。
細長さは文章や写真では説明しづらいので、グーグルマップで見てください。
こうした細長い線形というのは、河川や鉄道敷の跡地を利用した公園に多いのですが、ここはどちらでもなさそうで、どうしてこんな形になったのか不思議です。
現地に区画整理事業に関する案内板があったのですが、それを見てもよく分かりません。
換地の時の条件や、宅地からの接道、歩行者の安全確保など色々な理由らしきものを想像はできるのですが...
緑地計画分野で言う「ロードベイ(道路に沿ったオープンスペース)」のようなものを意図したのでしょうか。
園内はどこで切っても、おおむねこのような感じです。
細長いなりに色々と遊具・施設を入れてあるのですが、なにぶん幅は8メートルですので、遊具の横をすり抜けるようにして先に進まねばなりません。
砂場の横も、二人並んで歩くには狭いくらいです。
その点、滑り台はスリムなので、横が広くて良いですね。
背伸ばしなどの健康器具は、さらにコンパクトです。
あと、この公園で目についたのは、デザイン花壇の数々。
近くの小学校やボーイスカウトの子供たちなのでしょう、自分たちで描いたと思しきデザイン画に合わせて、花壇をつくっています。
わかりますか? 下のデザイン原画のとおりに、色・形を考えて花苗を植えるわけです。
花壇に力を入れている大公園ではこうしたデザイン原画を掲示しているところもありますが、身近な公園では始めて見ました。花壇づくりの流れや、目指している姿がわかりやすくて良いですね。
ちょっと花が少ないタイミングで訪れてしまいましたが、次は花壇が色とりどりの花で埋められている時に訪れたい沢上公園でした。
(2017年11月訪問)
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