ざっくりと50メートル四方くらいの整った敷地形状をしており、そのうちの1/4ほどがフェンスで仕切られた遊具スペースに、残りはざっくりとした広場状になっています。
フェンスで仕切ってあるのは、広場を元気いっぱいに走り回って遊ぶ小学生と、砂場などで大人しく遊ぶ幼児とがぶつからないように、という意図だと考えられます。ですので、遊具も幼児向け。
と言うことは、このコンクリート製の滑り台も幼児向けと言うこと。
しかし滑走面の幅が広いうえに手すりになる部分がないので、滑り残って横にバランスを崩すと、そのまま下に落ちてしまうハードな仕様です。
登り口も階段ではなく、ハシゴないしは登攀壁です。
古い時代の遊具なので、現在のものと見比べると幼児には少々厳しめです。まぁ年長さんなら、なんとか頑張れるでしょうか。
フェンス内コーナーから少し離れた場所には、普通の滑り台もありました。
公園地蔵は、ステンレス製のシャープな台座の上に、木製の地蔵堂が載っかったもの。
きれいに花が飾られており、近所の皆さんに大事にされている様子が伝わってきます。
そのほかに気になったものとしては、京都市街地の公園でよく見かける猫よけ装置。
センサーで猫を感知すると、猫が嫌う音を出して追い払うものだと思うのですが、今まで壊れていないものを見たことがありません。この公園でもセンサー部分が壊れていました。
機能的には役立つのかもしれませんが、あまり公園向きの設備では無いように思います。
園内の片隅には、フェンスに囲まれた倉庫がありました。公園愛護会や自主防災組織など、公園に関わる市民の方々が使っている倉庫だと思われます。
どこの公園でもよく見かける光景ですが、ここの場合は倉庫内に収まりきらない備品が外にはみ出してきており、それにイタズラをされないように、倉庫を囲むフェンスが建てられたのでしょう。
しかし、よく見てみると公園では使わなそうなものも溢れており、美観の面ではどうかと思うところもある西塩小路久保公園でした。
(2017年10月訪問)
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