両国第一児童遊園は、JRの両国駅を下りて、国技館とは反対の方に300メートルほど歩いたところにある小公園です。
資料によれば約880平米あり、対向の2辺で接道しているため、児童遊園の割には広々とした感があります。
ただ、広い割に児童向けの遊具は少なめです。ブランコと滑り台だけで、それも野球やサッカーがしづらいように敷地の中央に置かれています。
両側が道路というのも良し悪しです。
このブランコと滑り台は脚の部分を共有しているので、いちおう複合遊具だと言えます。下の写真で言えば、滑り台の左側の脚が省略されて、ブランコの脚がそれを兼ねて繋がっているわけです。
ただ、よくわからないところがあります。
ブランコも滑り台も、脚は2本を斜めに組み合わせて山型にしてあれば用が足りるのですが、それでは滑り台とブランコをうまく繋げることができなかったのでしょうか、中央に追加でもう一本の脚が立てられています。
そして、これが滑り台と繋がる側だけではなく、反対側にもあるのです。
ということはブランコと滑り台を繋げるために、余分な脚を2本追加しているわけで、それであれば滑り台の脚を省略したのと同じだけ脚が増えています。ブランコの脚のほうが長いので、鉄パイプにすればより多く使っていることになります。
そうまでして繋げたかった理由を知りたい両国第一児童遊園でした。
(2017年9月訪問)
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