込田(こみた)公園は、草津市役所のすぐそばにある公園です。
以前は、この公園付近に旧・市庁舎があり、逆に市役所の位置には込田池という溜池があったそうです。
かつては東海道・草津宿で栄えた町ですので、公園の出入口も本陣風というか、近くに残る本物の本陣の門よりも立派な長屋門になっています。もっとも、扉はないので実際には門は締まりません。
ちなみに、下写真が公園からは500メートルほど離れた場所にある本物の本陣の門。大きさが一桁違っています。
再び公園に戻り、別の出入口には冠木門。こちらも扉はありません。もちろん、公園なので扉なんてなくて良いのです。
この2つの門を結ぶ遊歩道沿いが、日本庭園と言うほどでもないのですが、なんとなく和風の園地になっています。
池に続く水路は、仕立てとしては子供の水遊びに使えそうです。
池の畔に立つトイレと休憩所を兼ねた建物は、商家もしくは蔵屋敷風のデザインになっています。
池と建物の間には飛び石や石灯籠などもあって、和風な景観を演出しています。
遊びなどに使える広場は2ヵ所に分かれており、一方は土敷きの多目的広場、もう一方は大きな複合遊具が置かれた遊具広場になっています。
下の写真が多目的広場。
もう一つの遊具広場は、わりと最近に遊具が入れ替えられたようで、私が訪れた時も、まだ新しい複合遊具が子供たちの人気を集めていました。
いくつもの滑り台、ラダー遊具、ネットトンネル、ガケ登りなど、複合しているパーツもバラエティに富んでおり、かなり遊べそうな遊具です。
ガチャガチャのカプセルのようにも見える覗き窓の部分が、しっかりと透明度を保っている点が、この遊具の新しさを物語っています。
低年齢の幼児向けには、小さな複合遊具もあります。
足元のラバーマット部分を歩いているのは、草津市のマスコットキャラクター「たび丸」です。
何かと和風デザインで攻めてくる込田公園でした。
(2017年9月訪問)
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