鳥取市の行徳はJR鳥取駅の西北にある町で、駅からの距離は500~1kmほどですが、低層建物が多い古い住宅地になっています。
鳥取市の中心市街地は1943年(昭和18年)の鳥取地震、1952年(昭和27年)の鳥取大火で大きな被害を受け、その後に整った町割りに改良されているのですが、行徳付近はその範囲に入っていないのか、昔ながらのグネグネした道が多い町割りになっています。
そんな地区にあり、さらに奥まったところに公園をつくるのが得意な鳥取市の公園配置政策もあって、通りを行き交っているうちはまず見つけられない場所にあるのが行徳公園です。
園内で目立っているのは、オレンジと緑の福岡ダイエーホークス色に塗り分けられたプレーウォールと、その隣のブーツみたいな形の滑り台です。
滑り台と書きましたが、靴で言えば甲から紐にあたる部分は登攀遊具になっており、石の山遊具の一形態です。
登攀遊具になっている部分は、序盤はゆるく、最後は鎖がないと登れないほどの急勾配になっています。
その滑り台の上から砂場方向を見下ろしたところ。
砂場に対してちょっと斜めに切り込んでいくところに、なんとも言えない味があります。
ブランコは赤・黄・緑のラスタカラー。
安全柵も塗り分けているところがお洒落です。
冬の山陰らしい重苦しい空の下で、遊具の色彩が華やかな行徳公園でした。
おまけ.
公園の隣にある家のウォールペイントがお洒落だったので撮影。
白地に描かれた花々が美しいのですが、その下に隠れてしまった斜め縞模様が何を描いていたのかが気になります。
(2017年2月訪問)
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