ちどり児童遊園は、そんな平井駅から100メートルほど離れたところにある小公園です。
付近は荒川の河口にもほど近く、荒川と旧・中川とに囲まれた川中島の立地なためか、公園名だけではなく、園内全体になんとなく海岸っぽいデザインのものが採用されています。
例えば園内のタイルにはコチドリ。
パーゴラの屋根にはガン・カモ類...って、チドリはもうネタ切れ?
揺れる動物は、ボディはたぶんカルガモ。ペイントでコチドリっぽさを出しています。
そしてスプリングが2本あるタイプのカニ等々。
この時計台兼用のトイレも、そう思って眺めると灯台をモチーフにしているようにも見えてきます。
本当はチドリ型デザインで統一できれば良かったのでしょうが、そうも行かないので「トリつながり」と「海岸つながり」の2系統のデザインが採用されているようです。
いっぽう、複合遊具、グラグラ平均台、ブランコ、砂場などはどちらの派閥にも属しておらず、これはこれで一定の勢力を保っています。二大政党だとどちらにも不満を持つ人が出るので、第三勢力が支持を集めがちという構図でしょうか。
それもこれも公園面積の割に遊具が多めという点が影響していて、点数が絞り込まれていたら第三勢力の入り込む余地は少なかったかも知れません。
「そう言えば4年前に書いた記事には『みんなの党』なんてい出ていたなぁ」と懐かしく思い出してしまうちどり児童遊園でした。
おまけ.
公園の外にある歩道のガードパイプに付いていた青い鳥のようなマークも千鳥なのかと思いましたが、よく見てみると江戸川区の「エ」の字を鳩っぽく図案化した区章でした。
(2016年10月訪問)
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