兵庫県川西市の多田グリーンハイツは、1960年代に開発が始まった戸建て中心の住宅団地です。開発時期が古い順に緑台、向陽台、水明台の3つの町があり、現在は約6,200世帯、1.4万人が暮らしています。
ニュータウンですので地区内に40ヵ所以上の公園緑地が計画的に配置されていますが、その中から「そのまますぎるネーミング」の小公園を訪ねるシリーズ。全9回の1回目はタコ公園です。
近所の子供たちが勝手にそう呼んでいるわけではなく、正式名がタコ公園。
その名の通り、全身をピンクに塗られたタコ滑り台がシンボルです。
団地内のメインストリート、商店街に面した場所にあり、以前は公園外からも目立っていたのだろうと思われますが、樹木が大きく育ったため現在では今ひとつ気づきにくくなっています。
写真右手の木立の向こうにタコがいるのですが、見えますか?
公園敷地が細長く、タコ前面のスペースが狭いために、私のカメラでは正面から全貌を捉えることができません。ひとまず、やや斜めの角度から記録。
タコ滑り台は場所ごとに少しづつ違ったバリエーションが多いので、さらに色々な方向から記録。
ここのものは、頭が少し後ろに傾いている、吸盤が1つも表現されていないといった特徴があります。
また、タコの周りには海の仲間たちのコンクリート遊具が設置されていることが多いのですが、ここでは海にはこだわらず、カエル、金魚、ニワトリなど、どちらかと言えば「里」の生き物が集まっています。
里イメージと言えば、こちらの金太郎柄のベンチも含まれるでしょうか。
ベンチの横に描かれているのは、ただの金太郎ではなく、川西市のマスコットである「きんたくん」です。川西市には、金太郎こと坂田金時の墓があることから、2013年(平成25年)につくられたキャラクターです。
その他には鉄棒、パイプ製のラダー遊具、四方向シーソーなどがあるタコ公園でした。
(2016年6月訪問)
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