地区内の幹線道路に面して、広い歩道と一体的に計画配置された遊具広場型の公園で、いかにも大規模再開発に伴う提供公園という風情が漂います。
公園の周りには建設中のマンションやモデルルームが建ち並んでおり、これから街と公園とが共に育っていくことを示唆しています。
施設的には、滑り台と雲梯がくっついた小ぶりな複合遊具、滑り台、揺れる動物、鉄棒、東屋などがあります。
施設に関しては、「なんとなくバラバラと置いてみた」といった感じの配置で、それほど使いやすさを考えたようには見えません。
もうちょっと、木陰との位置関係や東屋からの親の目線、公園内の通り抜けなどの要素を考えても良かったように思います。
繰り返しですが、いかにも開発提供公園といった味わいの上坂部1丁目公園でした。
おまけ。
尼崎市の公園に掲げられた注意看板での名物といえば「はずかしい干し物」だったのですが、ここのように新しい公園では掲示されなくなってきました。時代とともに、公園の使われ方も変化するということでしょう。
本公園の注意看板 |
No.322 梶ヶ島南公園の「はずかしい干し物」 |
(2016年5月訪問)
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