沖縄市美里の吉原地区は、かつては歓楽街・風俗街として知られた場所で、コザ十字路から丘を登っていく斜面地には、今も名残のスナックやカラオケ店が立ち並んでいます。
そんな通りを抜けて丘の頂上まで行き、反対側の崖下を見下ろすと、そこに吉原公園があります。
この階段がかなり急で、少し気を抜くと転げ落ちそうなほどです。
その階段の横の中途半端な位置に、ガケ滑り台が据え付けられています。
滑り台の上に立ち、園内を見渡したところ。残念ながら滑り部は劣化してザラザラになっており、ちゃんと滑るのは難しそうでした。
下まで降りて、階段の横にあった建物を見上げたところ。斜面の上に突き出した建物が、より一層のガケ感を演出しています。
さて、ガケばかり気にしていても仕方がありませんので、園内を見渡します。
ほぼ全面的に草地の広場といった仕立てで、ベンチ、ブランコのほかにはこれと言った施設はありません。
そのブランコも、2連のうちの1つは座板が外されており、全体的に寂しさの募る吉原公園でした。
ちなみに本家・吉原にある吉原公園はこちら。
>No.348 吉原公園(東京都台東区)
(2016年3月訪問)
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