No.1279の城前公園があった丘から、西北の方向へ約400メートルほど離れ、もう一つ別の丘の頂上付近が西森公園になっています。
今は家ばかりで一連の市街地になっていますが、元々はそれぞれがよく目立つ丘頂だったと思われる地形になっていて、それぞれに拝所が祀られています。
入り口にある園名板は、切り株の大きさの割には文字サイズがずいぶんと控えめで、小学校の書写の授業だと、先生から「もっと元気よく書きなさい!」と叱られるレベルです。
その先は大規模な造成が行われておらず、元々の地形を残した形になっています。
なにしろ唯一の出入口がこの傾斜なので、最新のバリアフリー関連の基準は絶対満たせないと思われます。また園内がまったく見通せないため、入って行くのが怖い気すらします。
と思いつつ登って行くと、園内は工事中で、何台もの車が入っていました。意外にたくさん人がいるので、怖いことは何もありません。
広い範囲に防水シートがかけられているのは、地すべり、がけ崩れなどの対策工事が行われているのでしょうか。
丘頂の尾根が100メートルほどの長さに渡って公園になっているので、豪雨の際には被害が出やすい地形かと思われます。
コンクリート製の切り株型遊び台が密集していて、しいたけ園のホダ木のようになっている遊具のほかには、ブランコ、東屋などがあります。
こちらは拝所。以前に訪れた時は背後の森が鬱蒼としていて、向こうの街なみはまったく見えなかった記憶があるのですが、いつの間にかすっきりして、明るい雰囲気になっていました。
(2015年12月訪問)
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