そして近在では、滑り台天国として知られる公園でもあります。
公園全体の構造としては、沖縄本島の中南部に多いカルスト残丘を中心に配し、その周りを囲む緩傾斜地に広場や遊具が置かれている形です。
森に包まれた丘の中には古墓があり、昼でも少し薄暗い感じがあるため、怪談風の都市伝説の舞台にもなっています。
頂上には展望台があるのですが、この時は登りませんでした。
さて、そういう感じで公園内は丘を取り巻く緩い斜面地ばかりなので、あちこちに滑り台が作られています。
一番大きいのは、こちらの複合遊具滑り台。以前は単体のローラー滑り台があったと思うのですが、いつの間にか作り変えられていました。
普通に作れば6~7千万円は下らない巨大なもので、とても一枚の写真には収まりません。
複合遊具なので、滑り台も大小さまざまなものが組み合わさっています。
子供たちにも大人気で、ご近所さんだけではなく、嘉手納基地から遊びに来たと思しき外国人の家族もたくさん遊んでいました。もっとも嘉手納基地も道一本挟んだところにあるのでご近所と言えますが。
大人気の遊具ほど遠くからの写真になってしまうのは、本ブログの常です。
続いて、この公園で人気といえば「垂直滑り台」。いわゆるフリーフォールです。
滑り出し部分がほぼ垂直に3~4メートル落っこちるのでかなりの恐怖感があり、低学年のお子さんたちはビビって引き返す姿もしばしば見かけます。
また逆に中間部は緩傾斜すぎるほどなので、上手に滑らないと最下段にはたどり着きません。
また、隣接する市民会館に近い一角には遊具広場があり、そこにも斜面地を使ったロング滑り台があります。
じつは冒頭の写真を山裾側から見たものなのですが、右側の木造部もアスレチック遊具になっており、園内の巨大複合遊具としてはこちらの方が古株です。
さらにこのロング滑り台を下りた先の遊具広場にも比較的大型の複合遊具があり、何本もの滑り台が設置されています。
ただ、最近の人気は新しい複合遊具に奪われ気味のようです。
そして園内で、もう一つ気になるのが東屋。
キノコのようでもあり、カニのようでもあり、不思議な形をしています。
以上、滑り台天国の八重島公園でした。
(2016年2月訪問)
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