大森山谷公園は、京浜急行大森町駅から東南に200メートルほど離れのところにある小公園です。
近くを第一京浜、産業道路という2本の幹線道路が通っており、その沿道は商業施設が多いのですが、少し中に入ると昔からの小さな工場と低層住宅が建て込んだ地区です。
そんな地区のさらに路地の奥のが大森山谷公園で、大田区の都市計画図を見ると、路地そのものは公園区域には含まれていないようなのですが公園の中心になる部分から路地にそって北へ細長く公園区域が伸びています。
下の写真は、北側の路地入り口付近から見たところ。路地の向こうにある白い柵と、奥の駐車場の緑色のフェンスとの間の幅1メートルほどの範囲が、公園区域が盲腸になっている箇所にあたるのでしょうか(図と比べると少し幅が狭い気がするので、緑のフェンスの向う側にある駐車場も含むかも知れません)。
なぜこんないびつな形状にしたのか理由はわかりませんが、密集した市街地で苦労して公園用地を確保してきたことはよくわかります。
路地は公園ではないため、厳密には本ブログにおける「玄関出たら公園の家」には含まれませんが、とりあえずラベルは付けておきましょう。
そして公園の本体もなんだか細長くて、あまり使い勝手が良いようには思えません。
東西に細長い敷地の北端に寄せて、4連のブランコ、ジャングルジム、滑り台、砂場などが一列に並びます。
公園としての面白みよりも、公共空地を確保するための色々な苦労・工夫が気になる大森山谷公園でした。
(2015年11月訪問)
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