平成児童公園は、その名のとおり平成元年(1989)に開園した170平米の狭小公園です。
もっとも、とくに「平成記念」というわけでもなく、たまたまその時に開園するので、とりあえず早い者勝ちで名前を使ってみました、くらいの規模と力の入りようかと思われます。
街区の北東角の細長い敷地を使っており、植栽スペースが十分に確保できないのか、あるいは角地ゆえに見通しの確保のためか、道路側の外周部は背の低い柵で囲まれています。
ただ、車がちょっとハンドルを切り損ねたら、あっさり薙ぎ倒されそうな柵なので心配です。
施設はパーゴラ付きの砂場、揺れる動物、ベンチくらいなのですが、開放感があるため、幼児連れのちょっとした立ち寄り、休憩にはよく使われている雰囲気でした。
この公園が誕生した28年前に皇位に就いた今上天皇も生前譲位をお考えのようですので(記事執筆時点)、名乗りが「平成」と聞くと「一時代が過ぎ去ったなぁ」という感がつきまといます。
その間に日本の動物園にはコアラが少なくなり、パンダ人気が再浮上しています。
次の時代には、いったいどんな公園が生まれるでしょう。
(2015年11月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿