「おてもやん」は熊本で歌われる民謡、お座敷唄に登場する女性です。
実在の人物がモデルだとされますが、詳しいことはよく知りません。
熊本では非常に馴染みが深く、JR熊本駅の新幹線口を出ると、簪を刺したおてもやん像が出迎えてくれます。
そこから線路沿いに2~3分歩いた住宅地の中に、春日三丁目おてもやん公園があります。
付近は九州新幹線の開通にあわせた駅周辺再開発で整備された住宅地なのですが、どうも「おてもやん」のモデルになった人物が、このあたりの出身だったそうです。
と言うことで、園内にも真っ赤な簪をあしらったタワーがあります。
勝手に名づけて「おてもやんタワー」と呼んでおきますが、新幹線からも見えるように意識して高めに作ってあるのではないかと思われます。ただし、実際の車窓からは見えた記憶がありません。
しかし「おてもやん」色はここまで。
その他は新幹線色を前面に押し出した施設内容になっています。
メインはこちらの新幹線型複合遊具。
中央部にある赤い橋にはサクラの花びらが描かれていますので、九州新幹線さくら号なのだろうと思います。
2両編成の新幹線の前後、そして連結部から滑り出すことができます。
そして前後に揺れる乗り物遊具も新幹線。
これも横面にSAKURAと書いてあるのですが、先頭部の尖り具合が現行のN700系統にしては丸まりすぎている気もします。
こちらのスプリング式のシーソーは、新幹線とは関係ないようです。
複合遊具の上に登れば新幹線の高架がよく見えるのですが、住宅が近いせいか側壁が高く、新幹線そのものはイマイチよく見えないのが残念でした。
(2016年5月訪問)
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