そして、本日のお題「京浜蒲田といえば梶原一騎」いうのも外せないところです。
作:梶原一騎、画:原田久仁信『男の星座』(日本文芸社)より |
高校時代からスポーツものなどで執筆活動を始めた梶原ですが、20代初めに訳あって一度は引退を決意。新たな船出として、京浜蒲田駅前の「のんべぇ横丁」にバーを出店します。そして腕に覚えのある梶原と弟(真樹日佐夫)は、あたりを根城にするヤクザ連中と張り合いながら店を切り盛りしていきます。
作:梶原一騎、画:原田久仁信『男の星座』(日本文芸社)より |
というわけで、私の中での京浜蒲田のイメージは上のような感じで刷り込まれているため、京浜蒲田駅から西へ徒歩1分、まさに「のんべぇ横丁」ど真ん中の京浜蒲田公園を訪れるのは明るいうちにしておきました。
とは言え、梶原先生が活躍した昭和も遠くなり、公園の周りはタワーマンションやビジネスホテルなどが並びます。
園内は石張り、レンガ風の構造物が多用されており、なんとなく文明開化的なデザインコードが貫かれています。
「旧めおとばし」の親柱が保存されています。
夫婦橋は、公園から200メートルほど離れたところにあり、第一京浜国道が呑川(のみかわ)を渡る橋です。かつては呑川のすぐ横を農業用水が通っており、大小2つの橋があったために夫婦橋と呼ばれていたそうです。
"I Love KAMATA" と横文字にされちゃうと、往年の日系ギミックレスラー、キラー・トーア・カマタのことしか思い出せません。
もう少し色々と撮影したかったのですが、園内の至る所に喫煙中の皆さんが散らばっていて、カメラを向けづらかったため遠慮しておきました。
うっかり京浜蒲田のドサヤクザに凄まれてもいけませんので。
●大田区による公園紹介ページ
(2015年11月訪問)
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