その一角にある松生公園は、松ではなくシンボルツリーとしてモクレンが植えられて「花の名所」になっている小公園です。
ちなみに上写真の園名板の後ろにあるのがモクレンの樹。
その下には丸くスツールが並べられており、道行く人がちょっと一休みできるようになっています。
スツールをぐるりと並べた形状は、座板に対して無駄に足が多すぎるようにも思いますが「ただの横長のベンチではなく、木陰に丸く並べたい」という強い意思が見て取れます。
敷地は三方を道路に囲まれた二等辺三角形をしており、3つの角それぞれに出入り口があります。
その三角形の敷地の中央に丸く広場を取り、外周部に滑り台、ブランコ、ラダー遊具、回転ジャングルジムなどの遊具を並べた構造です。
滑り台は、コンクリート研ぎ出しの山遊具タイプのものと、鋼製のものがあります。
山遊具タイプのものは土管付きで、直線的に切り立った壁がクールな印象を与えてきます。
鋼製滑り台は、西宮市でよく見かける1ハシゴ2滑り部の、本ブログでは「富士山型」と呼んでいるタイプのものです。
なんとなくイモムシを思わせるラダー遊具もあります。
回転ジャングルジムは、全国で撤去が進む中、西宮市では頑張って維持しており、ここのものも、ちゃんと回転する状態で使われていました。
あと、小鳥の模様のついた水飲み場がオシャレだったので記録。
とりたてて特徴の強いわけではありませんが、コンクリート製品に気になるものがある松生公園でした。
(2015年10月訪問)
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