No.1120~1122で登場した垂水区清玄町の北側は、区境を超えて須磨区の多井畑(たいのはた)地区になります。今も区境ですが、古くから垂水は播磨、須磨は摂津であり、このあたりが街道沿いの国境でもありました。このため国境を守る多井畑厄神は諸人の崇敬が厚かったそうです。
もっとも、いまでは谷は埋められ山は削られて一つの住宅地になっており、国境がどこかなんてまったくわかりません。
多井畑南公園は、そんな住宅地の中にある小公園です。
斜面を切り拓いて作られた住宅地の中にあるため、下側から入ろうと思うと階段を登らねばなりません。
登って行った先は草ぼうぼうで、人が通るところだけが踏み分け道になっていました。
遊具は滑り台、ブランコ、鉄棒があるのですが、ほぼ草の中で使いづらい状態になっていました。
夏の間は、木陰で休むか、草むらで虫捕りでもするかしかない多井畑南公園でした。
と言っても、訪ねたのは10月なのですが...
(2015年10月訪問)
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