愛染公園は、霊木「愛染かつら」で知られる寺院・愛染堂勝鬘院から西へ坂を降りていった下寺町にある公園です。
すぐ横を阪神高速環状線が通っているのですが、高架道路ができる前はそこに堀川があって「愛染橋」という橋が架かっていたそうなので、公園名はそちらから取られたのかも知れません。
面積は約0.57ヘクタールあって、付近の混みあった市街地の中では広い方です。
その敷地の中で、まとまった大きさの広場やグラウンドを取らず、園路や高木植栽で敷地をおおまかに区切って、その中のあちこちに遊具やベンチを散らばらせたような構成になっています。
遊具は大小のブランコ、滑り台、雲梯、ラダー遊具、プレーウォールなどやや古めのものも含めて多く配置され、子供たちにしてみれば「ほぼ全体が遊具広場」といった受け止め方ができると思います。
ですので、訪れた時も子供でいっぱいで、これでは200メートルほどしか離れていないNo.1099 日東公園へ行く理由はないという気がします。「どおりでNo.1099が楽しい雰囲気に欠けていたわけだ」という思いです。
一方でちょっと面白い形のコンクリート製ベンチもたくさん置かれていて、大人たちも思い思いに過ごしていました。
下町ですが交通の便がよく、マンションが増えている地域ですので、これからもいろいろな人によく活用されそうな雰囲気の愛染公園でした。
(2015年9月訪問)
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