本ブログでは日頃はおおむね公園を訪れた順番に記事にしており、順番待ちのため訪問から記事になるまで1~2ヵ月かかることが多いのですが、今回は以前から気になっていた公園をついに訪れたので、いきなり紹介しちゃいます。
それは「日本最南端のタコ滑り台」がある公園です。
以前に宮古島市のNo.235 福里公園の記事に「石垣島でもタコ滑り台を見たことがある」と書いたのですが、それはここではなく、プロ野球・千葉ロッテがキャンプをおこなっている石垣市中央運動公園のものでした。
今年(2015年)の3月までは、確かにそのタコ滑り台が日本最南端だったのですが、なんと老朽化、最新の遊具安全基準にあわないという理由で撤去されてしまったのです。
ということで、繰り上がりで日本最南端になったタコ滑り台がこちら。
タコとしてはオーソドックスな形状ですが、背景に椰子の木やガジュマルがあるだけで「巨大怪獣 南海の大決闘」的な雰囲気が漂います。
石垣市街地の西端、県営の真喜良(まきら)第二団地の中、集会所の隣にある遊び場に鎮座しており、ほかに遊具は鉄棒くらいしか無いため、ほぼタコのためのスペースです。
団地の遊び場にしてはスッキリしているので、当初は他にも遊具があったものが、傷んだものから順に撤去されてしまったのかも知れません。
そして、このタコが気になっていた理由はもう一つ。
じつは、この団地全体のリニューアル計画が動き出しており、隣接する他の団地との集約・再配置がおこなわれる予定になっているのです。それが進むと、中央運動公園のタコと同じ判断で、遠からずタコ撤去の憂き目にあうのではないかと懸念しているのです。
本体は大きく触らないでも、周囲に転落事故防止のためのラバーマットを敷くことや、階段を追加することでまだまだ使えるようには思うのですが...
いつまで日本最南端の座を守れるか、より一層注目される(誰に?)真喜良第二団地のタコ滑り台でした。
(2015年9月訪問)
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