園名板の後ろに見えちゃっていますが、この公園の目玉はシーサーをモチーフにした大型の複合遊具です。
獅子頭が乗っかった展望タワーを中心に、ロング滑り台、ワイド滑り台、ネット遊具などがくっついています。
これまでに本ブログに登場した巨大シーサー遊具は、No.232 カママ嶺公園、No.950 シーサー児童公園などがありましたが、それらが巨大コンクリート製だったのに対して、こちらはスチール+FRPの今時素材でできています。
No.950が1986年(昭和61年)開園、この公園は2006年(平成18年)の開園なので、20年の間に沖縄でもコンクリート製の遊具は採用されなくなり、全国展開をしているメーカー品の時代が到来したということでしょう(特注モデルではありますが)。
コンクリート製は造形の自由度が高い(見た目に「すごい!」というものが作れる)代わりに、外から見た時に死角が生じがちで、安全管理の面からは問題があります。
その点、この遊具はどこからも丸見えなので安心です。それが子供たちにとって面白いかどうかは別問題ですが。
また、この遊具の場合、獅子頭がないとシーサーは連想できず、またシーサー型にするために尻尾や足を付けたのは良いものの、どちらも遊具としての機能がない装飾に止まっています。デザイン面ではもう少し頑張って欲しかったところです。
園内にはシーサー遊具だけというわけでもなく、幼児向けの小型複合遊具、だれでも座りやすいネット型のブランコなどもあります。
ほかにも、園内の所々に盛土がしてあり、空間を仕切るとともに、色々と遊びにも使えるようになっています。
大型遊具が目立ちますが、意外に小ネタも多い東浜シーサー公園でした。
(2015年1月訪問)
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