第10公園は、No.913の緑が丘南公園の近くで見つけた小公園です。現地には園名板がなく、三木市の都市公園のリストにも掲載がなく、最後は市の防災マップで名前を見つけました。
住宅地の奥のほう、道路には直接接していない位置にあり、周囲は住宅と崖とに囲まれています。奥まって目立たないため、落ち着く場所とも言えるし、人目が届きにくい寂しい場所とも言えます。
園内は崖地に沿って屈曲しており、さらに傾斜地のため2段に分かれています。
下段側は広場というか細長い草地で、上段側が遊具広場になっています。
この小さな段差に、あえて階段が2つあります。
遊具は滑り台と、動かない動物遊具、そして平均台。
こうした小規模な遊具広場にありがちな砂場やブランコではなく、平均台という選択がなかなかです。ベンチや腰を下ろせる場所がないので、平均台がその役割を果たしていると思われます。
しかし、この目立たない公園にどれほどの人がやってきて、腰を下ろすのかは疑問です。
なにしろ滑り台には、隣にある樹から黒い実(ネズミモチ?)がタップリと降り積もり、もう何日も人が近づいていないことが明らかです。
開発から40年以上がすぎて高齢化が進み、公園で遊ぶ子供がいなくなっているオールド・ニュータウンの小公園が抱える問題が垣間見える第10公園でした。
(2015年1月訪問)
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