いたる所がクリークだらけの佐賀平野の中で、あえて「大溝」と名乗るのですから、かつては相当大きなクリークが通っていた地区なのだろうと思います。
現在の公園は、大きな直角二等辺三角形状の敷地の直角あたりが遊具広場になっており、残る鋭角側がそれぞれスポーツ向けの広場になっています。
遊具広場には、ドーム型のジャングルジム、滑り台、ブランコなど相対的に新しめの遊具と、砂場の中の古めのコンクリート遊具とがあります。
砂場の中の土管的遊具は、今は薄汚れてはいますが元はカラフルで楽しげな色合いだったことが伝わってきます。
プレーウォールは、それほど落書きが多いわけでもないのですが、ヒビ割れや汚れと相まって、土管以上に草臥れて見えます。遊具としての機能そのものが大きく損なわれているわけではないのですが、ちょっと残念な状態です。
一方、鋭角側にある広場のうち大きい方は、変形ですが少年野球くらいならできそうな広さです。
もう片方の鋭角側にある広場も規模的には同じくらいなのですが、バスケットゴールが置かれたスペースと、ゲートボールに使いやすいサイズに芝生が剥げたスペースとがあり、なんとなく二つに分かれています。
バスケットゴールは2つあるのですが、後ろにフェンスが付いてボールが飛んでいかないようになっているモデル(写真奥)は少し珍しいように思いいます。
ゲートボールに使いやすそうな四角いスペースはこんな感じ。
訪れた時も集まってゲートボールを楽しんでいる人たちがいました。
佐賀駅からそう遠くもない割には、のんびりした雰囲気の漂う大溝公園でした。
(2014年11月訪問)
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