本庄公園は、佐賀市街地からやや南に外れた本庄地区にある公園です。
この公園が整備された当時の本庄地区のコンセプトが、農村地帯としての古い歴史や民話、祭りなどに彩られた「かたりべの里 本荘」であったらしく、公園の入口には数々の歴史・文化資源の解説が書かれたタイルがたくさん並べられています。
ちなみに古くは「本荘」の字が用いられたそうですが、1889年(明治22年)に村名を「本庄」としたことから、現在は地区名も公園名も本庄となっています。
しかし、そうした語り部とはとくに関係もなく、遊具広場は巨大なクジラを始めとした海モチーフの遊具のオンパレード。遊具は楽しいのですが、かたりべの里においては「なぜ?」という疑問は拭いきれません。
上写真のタイルには、クジラがらみの伝説は掲載されていなかったと思うのですが...
クジラは、尻尾が大きな滑り台になっています。
海賊船風の複合遊具ですが、船名は「本庄丸」。居酒屋にもありそうな、妙に渋い感じの名前になっています。
海の中には島もあります。その名も「本庄アイランド」
イルカやカメも泳いでいます。
とは言え、遊具広場を除けば、クリークが縦横に走る佐賀市郊外の風景が巧みに取り入れられており、なかなか長閑な本庄公園でした。
(2014年11月訪問)
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