この団地の東・南側を囲むカギ型の部分と、住棟に囲まれた中央部との2ヵ所に分かれてオープンスペースがあり、大田区のホームページによれば両方をあわせて蒲田本町一丁目公園だということです。
ただ、市販の地図ではカギ型の南部分(建物南側)は公園色が塗られていないものが多いので、もしかすると南側は都市公園ではなくURが管理する団地の遊び場なのかも知れません。
Mapion(www.mapion.co.jp/)より引用 |
そのせいなのかどうなのか、カギ型の東部分と南部分、そして団地中央部とでは遊具の老朽化度合い、更新状況に差があって、どのようなルールで管理しているのか不思議に思うところがありました。
例えば、南部分にはブランコや太鼓橋のラダー遊具などがありますが、遊具の接地部にはコンクリートが剥き出し(安全管理の面からは古い仕様です)、ペンキも塗り直されておらず、手入れや更新が後回しになっている印象があります。
東部分の遊具広場は、滑り台と太鼓橋ラダー遊具が2基ずつ並び、2連のブランコがあります。
手入れの状況は南部分の遊具と似たり寄ったりですが、ブランコについては安全柵が前後だけでなく左右にも付いたタイプで、また下にクッション材が敷かれるなど安全面について配慮されたものになっています。
中央部は、今風の複合遊具が2基、児童用と幼児用のものが設置されています。
これはどう見ても、ここ数年のうちに更新されたものです。
おそらくは、みな同時期に設置されたものの中央部の遊具の方がよく使われており、結果的に老朽化が進んだり、更新の優先度が高くなったりしたのだと思いますが、一方で住棟に囲まれた団地住民専用のような中央部よりは、団地周辺からの利用も見込める東・南側を優先的に扱う方が良いという考え方もあると思います。
今後の参考のために、その辺の判断ルールを教えてもらいたくなる蒲田本町一丁目公園でした。
●大田区による公園紹介ページ
(2014年9月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿